内容説明
子どもに関わるすべての人へ。１４名の高校生が挑んだ、「わたしのことば」獲得へのドキュメント。
目次
第１章 「わたしのことば」で表現することの意味（母語の主体化；「わたしのことば」とは何か；自分の「考えていること」を表現する教室；「日本語表現総合」の試み；教室で教師は何をするのか ほか）
第２章 わたしを語ることばを求めて（総合を知る；テーマと動機を固める；インタビューする；レポートを書く；相互自己評価 ほか）
付録 相互評価システムに対する学習者の意識―高等学校における日本語表現受講者へのインタビュー調査から
著者等紹介
牲川波都季［セガワハズキ］
１９７４年富山県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。現在、早稲田大学日本語研究教育センター助手、早稲田大学大学院日本語教育研究科博士後期課程在学
細川英雄［ホソカワヒデオ］
１９４９年東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士（教育学）。現在、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授（言語文化教育論）
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感想・レビュー
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けん
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私が尊敬する日本教師の細川英雄先生が、「表現」をテーマに、外国人ではなく日本人高校生を対象に行った一年間の授業の報告書。 試みとその過程がとても興味深く、文章表現に限らず、ものを表現するということに関心のある人にとって、示唆するところの大きい本だと思う。 ある対象を理解して描くということは、同時にその対象を選んだ自分の視点を明らかにするところから始まるという、表現以前のところを、学生たちが掘り…（ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています）2013/10/06
