内容説明
ジャングル、草原、山村、大都会、スラム…世界をかけめぐる音楽学者が聴いた驚きと発見あふれる音の世界。
目次
1 民族と音の不思議(新しい音の世界を求めて;都市の音の風景;音の世界のパラダイム)
2 世界の扉を開く(アフリカ世界を生きる;抑圧のなかで;西洋世界をのぞく)
3 日本と日本人の行方(伝統への回帰;国際化の扉;ポップ現代の諸相)
エピローグ(夢と展望)
著者等紹介
塚田健一[ツカダケンイチ]
1950年生まれ。東京芸術大学音楽学部楽理科卒。ベルファスト・クイーンズ大学大学院社会人類学科博士課程修了。博士号取得。音楽人類学専攻。若い頃より、台湾山地、パプアニューギニア、さらにアフリカにまで足を運び、音楽学と人類学の境界領域で、諸民族の音楽文化の研究に従事。また欧米諸国にもたびたび出かけ、比較文化論的視点から「世界のなかの日本」を考える。現在広島市立大学国際学部教授。国際伝統音楽学会理事
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