死体の祈り

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死体の祈り

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784413033046
  • NDC分類 498.94
  • Cコード C0095

内容説明

死は怖くない、別れが怖いのだ。二万体の死体をみた監察医が綴った生きる意味。

目次

虐待死の本当の切なさ
発見されなかった遺書
殺して悔いのない愛憎死
きれいな死に顔の意味
誰も知らない死体の種類
過労死の無情
親を殺した後…
見えない死体の重さ
腹上死で死ぬ男、生き残る女
「死ぬ」瞬間の快楽
中絶死という検死
報われない愛の形
交通事故死の悲痛な叫び
未解決死体の末路
もう一人の被害者
人を助けるという本能
自殺という他殺死体
餓死死体の孤独
老衰で死にゆく
笑顔という幸福

著者等紹介

上野正彦[ウエノマサヒコ]
1929年茨城県生まれ。東邦医科大学卒業後、日本大学医学部法医学教室に入る。1959年東京都監察医務院監察医となり、1984年同院長になる。1989年退官後は、法医学評論家としてテレビ、雑誌などで活躍。退官後に出版した『死体は語る』は大ベストセラーになった。元、日本被害者学会理事。現在、お茶の水医療福祉専門学校グループ名誉校長。杉並精神作業所アゲイン運営委員長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猪子

6
難しい文章だろうな、と思っていたけど拍子抜けするほど読みやすかった。たまに事件現場の説明がややこしくて「?」となってしまうところはあるけど。ますますもって子供を交通事故や自殺で、夫を過労死で死なせるわけにはいかないなと思う。死体から『生きる』ということを改めて学ぶ。2018/12/09

ゆうき

5
死体の声を聴く監察医の上野先生。殺人や虐待や交通事故など死体を解剖することによって、死体が『私はこうやって死んだんです』と教えてくれるらしい。数々の死体と向き合ってきた上野先生だからこそ聴こえる声があるのだと思う。殺害されたのに事故として片付けられたら、死んでも死にきれないだろう。2021/02/21

ちゃびたん

0
★★★☆☆2016/08/30

尾原道場

0
読了2016/03/21

鈴と空

0
2006年以前

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