出版社内容情報
【解説】
グループのダイナミクスの変化が,一人一人の患者に劇的な変化をもたらすようすを,6人の精神病患者のケースを通して語る。踊りと集団のもつ治療機能をつぶさに紹介する。
内容説明
本書は、踊ることで心身の調和と心の解放をめざす新しい試み「ダンスセラピー」の実際を、生き生きとしたグループセッションの現場を通して語る症例集である。
目次
1 セッションの仲間たち
2 食べ物を盗む少女―ローラ
3 ゆらゆら揺れて―キャロル
4 人生の壁―ブライアン
5 私がけがをした日―ケビン
6 てんかんの少女―ペニー
7 夢を踊る―ドン
8 手紙のなかで
セッションのための参考レコードリスト
付録(アメリカのダンスセラピーの概要;私たちの実践例;文献および関連学会、グループ)