出版社内容情報
【解説】
大人になった娘たちが母から受けた未解決の心の傷に気づき,自分のなかで乗り越えていくための本。子ども時代に母娘関係がうまくいかず,それをどのように乗り越えたか示す。
内容説明
母との関係に傷ついた娘たちは多い。「お母さん、どうしてわかってくれないの」「お母さん、どうしたら私のことを愛してくれるの」そんな大人になった娘たちの声なき声に耳をすまし、心の傷をどのように癒していくかが本書のテーマである。
目次
1 痛みと向き合う(歪んだ鏡;母の自己犠牲;何もしてくれない母;母離れするとき)
2 新たな世界へ(『オズの魔法使い』の世界)
3 癒しのレッスン(母に代わる人との出会い;自然による癒し;創造による癒し)
4 母との関係の再建(母と娘、それぞれの関係)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさひ
1
この本の前に読んだ斎藤環の母殺しの本は母殺しの難しさについて書かれた本だったけど、これは母殺しの方法について書かれた本。著者自身の体験に基づいて書かれていて、著者がみてきたケースや本からの引用もいっぱいあり、女性としては自分と引き比べて読まずにはいられない。非常に感覚的なところも女性ならではなのかなと思う。2010/12/14
あのこ2nd
0
オズの魔法使いにそんな意味があったとは(家に潰された魔女の足のイラストを見てショック受けた少女時代) 新しい人生を迎えよう! 晴れ晴れと2015/11/29