出版社内容情報
【解説】
心理療法には、個人を対象とするものの他に家族や集団を対象とするものがある。ファンタジーグループというのは、わが国で開発された描画を中心とした集団療法の一つで1975年から現在までさまざまな試行錯誤を繰り返しながら推進させてきた心理療法の技法であり、本書はそのはじめての入門書である。その歴史的背景や基本的な考え方、技法に関する解説や指導の実例、利用の仕方など、幅広い視点に立ったまさに実用のための入門書。
目次
第1部 理論編(ファンタジーグループとは;技法に関する解説;ファンタジーグループの歴史)
第2部 実際編(ファンタジーグループの指導;ファンタジーグループのその他の技法)
第3部 応用編(ファンタジーグループの利用;ファンタジーグループと私―参加して)