ちくま新書<br> 情報デザイン入門

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ちくま新書
情報デザイン入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059703
  • NDC分類 007.1
  • Cコード C0200

内容説明

情報デザインとは、情報を目に見える形にし、よりわかりやすく伝達するためのデザインである。新聞や雑誌のデザインはもとより、公共施設や交通機関の標示、Webページなど生活のあらゆる場面で情報デザインが用いられている。膨大な情報を整理し、正確に効率的に伝える方法がわかる、コミュニケーションとデザインの関わりを示した、情報デザイン入門。

目次

序章 情報とコミュニケーション(情報化の技術;コミュニケーションの発達)
第1章 人はどうやって伝えてきたか(読み書きの歴史;印刷の発明;印刷メディアの登場 ほか)
第2章 情報デザインへの招待(情報デザインとは何か;誰もが情報発信者;すべてはデザインされている ほか)
第3章 「わかりやすさ」の構造(情報と出会う仕組み;認知心理学と情報デザイン;文字の扱いかた ほか)

著者等紹介

木村浩[キムラヒロシ]
1952年兵庫県生まれ。京都市立芸術大学美術専攻科(現・大学院)修了。現在、筑波大学芸術学系助教授。専門は、写真、視覚設計、サイン計画、情報デザイン。板橋区立熱帯環境植物館、伊豆洋らんパークなどのサイン計画やWebの制作を通じて情報デザインの研究を行っている。日本展示学会副会長、日本サイン学会理事
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

68
デザインの本ですが、単なるデザインではなく情報に関するデザインの本です。最近はこのような分野に関するものが増えてきていると感じます。特に企業は如何にホームページを魅力的にしようということでデザインを考えていると思われます。今後はそれとホームページを見た人の履歴とマーケティングの観点からは興味が出てくると思われます。2015/09/18

茶幸才斎

3
今や誰もが情報の発信者になり得るが、従来、グラフィックデザインとしてその道のプロが意識して実践してきた、情報(=言葉と図像)の正確な伝達はもちろん、その可読性を上げ、見た目も美しく計画的に提示(デザイン)する技法について、例えば活字の造形や、公共空間に見られるピクトグラムなどのサインシステム、今日的にはWebサイトのデザインやアクセシビリティなどを例に解説している本。世の中は情報であふれ、とりわけデザインされた情報が我々の視野を絶えず捉え、善し悪しは別に、我々は知らずその意図に誘導されながら暮らしている。2017/08/01

1
著者は筑波大学のホームページのデザインに関わっていたらしい。在籍する学部の開講科目に情報デザインに関する科目があり、本書を興味本位で読むことにした。他レビューにあるほど酷くはないと思う。フォントや写植、ピクトグラムなどのマニアックな話は興味深かった。しかし結局のところ、情報デザインという分野が体系立っていないのである。各所で挙げられる「悪い」デザインに対する著者の指摘があまりに職人的と思う読者は多いのではないだろうか。芸術家が伝授する秘技といった様相を超えられておらず、学問として成熟しているとは言い難い。2024/01/22

yoshiyuki okada

1
なんだかよれよれですね。誤字は多いし、内容はくどいし。古くさいのは2002年の本だから仕方ないとして、電子版にするにあたり、いちど見直しすればよかったのに。2015/03/18

klein_leaf

1
インターネット時代の表現術2008/09/27

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