出版社内容情報
《内容》 精神科領域における検査法,診断法には,身体疾患とは異なり生物学的手法と共に心理学的手法が必要とされています.本巻は,MRI等の最新の画像検査法をはじめ、各種の知能検査や性格検査,神経心理学的検査等をもれなく収載した実地医家必携の書です. 《目次》 ■総 論総論■面接と精神症状の把握1.面接─患者心理,医師-患者関係を含む2.主訴と病歴3.精神症状の把握4.精神症状評価尺度5.精神医学的記録法6.構造化面接,半構造化面接■精神医学的診断のための検査1.検査の適応と選択 2.心理学的検査─知能テストを含む A.臨床心理検査法序説 B.知能検査 B-1.Binet式およびWechsler式知能検査 B-2.発達検査 B-3.老人用知能検査 C.性格検査 C-1.質問紙法 [Ⅰ]MMPI [Ⅱ]YG,TEG,その他 C-2.投影法 [Ⅰ]Rorschachテスト [Ⅱ]TAT ,SCT [Ⅲ]描画検査 D.その他の心理検査3.精神心理学的検査4.神経学的検査5.一般的臨床検査─内分泌・髄液を含む6.生理学的検査 A.臨床脳波 B.誘発電位 C.眼球運動 D.ポリグラフィー─ポリソムノグラフィー,筋電図を含む7.神経画像的検査 A.形態画像(X線CT,MRI) B.機能画像 B-1.SPECT,PET B-2.MEG(脳磁図) B-3.fMRI(機能的核磁気共鳴画像) 8.染色体,遺伝子■合理的な治療を行うために必要な検査1.抗精神病薬療法2.抗うつ薬療法3.lithium療法4.抗てんかん薬療法5.電気けいれん療法6 .薬物定量脳波
目次
総論
面接と精神症状の把握(面接―患者心理、医師‐患者関係を含む;主訴と病歴 ほか)
精神医学的診断のための検査(検査の適応と選択;心理学的検査―知能テストを含む ほか)
合理的な治療を行うために必要な検査(抗精神病薬療法;抗うつ薬療法 ほか)