目次
サド侯爵とジャンヌ・テスタル事件
サドとマゾッホ―種村季弘『ザッヘル=マゾッホの世界』を読む
ラコスト訪問記
ラウラの幻影
エレアのゼノンあるいはボルヘスの原理
一冊の本―コクトー『大胯びらき』
バイロスについて
ヴィスコンティ『家族の肖像』について
金魚鉢のなかの金魚―埴谷雄高について
稲垣足穂さんを悼む
美しい笑顔―滝口修造さんを悼む
呉茂一さんの翻訳について
堀口大学氏の翻訳
思想の良導体―斎藤磯雄氏の翻訳について
超低空を飛ぶひと―川崎長太郎
不真目人間の栄光と悲惨―種村季弘『詐欺師の楽園』
加山又造あるいは豪奢な禁欲主義
宝石のようなイメージ―野中ユリのこと
銅版画のマニエリスト―山本六三