出版社内容情報
広く愛され、親しまれているモーツァルト作品の一割以上は宗教音楽だが、『レクイエム』など二、三を除けば、あまり知られていない。本書は音楽理論・音楽史のみならず、聖書やカトリック典礼に関する深い造詣にもとづいて書かれた貴重な入門書。カトリック典礼の理解の一助として「ミサの式次第」を付した。
目次
序文
第1章 天才少年のデビュー曲
第2章 ザルツブルク時代の宗教音楽
第3章 大旅行
第4章 成熟期の諸傑作
第5章 宗教音楽とフリーメーソン音楽
第6章 モーツァルトとオルガン
第7章 究極の完成