出版社内容情報
人体内部を透視するための医療技術は、X線、超音波、CTスキャンと進化が続き、病院にもデジタル化の波が押し寄せている。本書はレントゲンが端緒を開いて以来、たえず最先端技術と結びつくことで、放射線医学から画像医学へと変遷をとげてきた医療技術のすべてを、多くの図版を交えて解説する。
目次
第1章 レントゲンから二十一世紀へ、または放射線医学から画像医学へ(歴史;発展、放射線医学における産業人たちと専門家たちの接触の成果;結果―クローンを作るがごとき発展)
第2章 画像診断(テクニック;各臓器ごとの画像―さまざまな画像法をどのように用いるか)
第3章 インターベンショナル・ラジオロジー(定義;なぜこんなにも発展したか?;どのように?;誰のために?)