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文庫クセジュ
クロアチア

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  • サイズ 新書判/ページ数 173,/高さ 18cm
  • 商品コード 9784560058282
  • NDC分類 239.35
  • Cコード C1222

出版社内容情報

ユーゴスラヴィアからの独立以降、ボスニアをめぐる民族紛争の鍵を握ったクロアチア。本書は、豊かな歴史的遺産を抱える国家の成立背景を解説する。クロアチア案内の決定版!

内容説明

「ユーゴスラヴィア(南スラヴ人の国)」からの独立以降、ボスニアをめぐる民族紛争の鍵を握った国クロアチアは、風光明媚な自然や都市景観とともに、文化面においても注目すべき事柄が多い。本書は、豊かな歴史的遺産を抱える国家が成立した背景について詳しく解説する。日本初、クロアチア案内の決定版。

目次

第1章 国土、住民、言語
第2章 クロアチア人の歴史
第3章 クロアチアの文化(その起源から18世紀末まで)
第4章 19世紀における文化と民族意識の形成
第5章 ユーゴスラヴィアにおけるクロアチア人(1918~1989年)
第6章 20世紀の文化
第7章 クロアチアの独立

著者等紹介

湧口清隆[ユグチキヨタカ]
1972年生。1993~1994年二校間協定に基づきフランスHEC経営大学院に交換留学。1995年一橋大学商学部商学科卒業。2000年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得。現在(財)国際通信経済研究所嘱託研究員。主要著書『放送メディアの経済学』(共著、中央経済社、近刊)主要論文「テレビ局の視聴率戦略と放送番組の多様性-新たなフレームワークからの分析の試み」(『公益事業研究』)「交通サービスの自発的供給は可能か?-理論的フレームワーク」(『交通学研究』)「低需要地域における路線バス維持の試み-津軽地方の事例から」(『道路交通経済』、共同執筆)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Isamash

23
東欧史歴史研究の第一人者パリ第三大学名誉教授ジョルジュ・カステラン及び文学の専門家ザグレグ大学教授ガブリエラ・ヴィダン女史による1998年出版著作の訳本。クロアチア人の歴史や文化、ユーゴ内でのクロアチア、更にクロアチア独立運動、独立後の状況について書かれている。十分理解していなかったが、クロアチアとセルビアの戦争が、西欧とロシア、カトリックとロシア正教会の代理的戦争であったことを遅ばせながら理解。そして今でも国内に多くのセルビア人を抱え、言語上のクロアチア人化を進めている様で、完全に火種は消えてない模様。2022/07/06

Hiroki Nishizumi

3
バルカン半島の入り組んだ民族の歴史は分かり難い。これといったイベントも少なく淡々と攻防が行われ、今もなお続いている。2018/07/26

nowonme

1
ウムー 民族対立が一番デカいか あと強国が近くにあったというのも 全然知らなかったので勉強になりました2014/07/27

pepe

0
ルネサンスの影響を受けるなど文化としてはヨーロッパの一部であるが、南スラブ系の民族としての独立を強く求めてきた歴史があることがわかる。ハプスブルク家の支配からの脱却、ユーゴスラビア連邦からの独立、セルビアとの対立など常に国の境界や独立にこだわってきた複雑な歴史をみる。2015/03/04

ume natsu

0
前に一度読んでるはずなのにさっぱり内容を覚えてなかったのでクロアチア史復習を兼ねて再読。わかったことは「難しすぎて内容が頭に残らない」ってことだった\(^o^)/バカス ラテン語が公用語だった時期があったとかほぼ初耳レベルだわ。とりあえずナイーヴ派絵画が気になる。2014/08/27

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