内容説明
フランスには、わたしたちが子どものころから慣れ親しんだ絵本がたくさん!「ぞうのババール」や「バーバパパ」をはじめ、何度でも読みたくなる素晴らしいお話や忘れられない美しい絵に、みなさんもきっと出会ったことがあるはずです。『絵本のつくりかた』の第2弾では、こうした絵本の数々を一挙に紹介。そして、現在活躍中のアーティストのアトリエをたずね、創作のすべてを徹底取材。「どうして、この絵本が生まれたの?」。「それはね…」。アーティストが自分の経験から語る言葉のなかには、絵本づくりのとっておきのアイデアがつまっていました。
目次
忘れることのできない素敵な昔の絵本たち(アンドレ・エレ―すべてをおもちゃに変えた魔法使い;ジャン・ド・ブリュノフ―大型絵本にくり広げられるババールたちの大冒険;レオポルド・ショヴォー―モノクロームで描く奇妙で愉快なお父さんの語り ほか)
絵本が生まれるところ(アネット・チゾン&タラス・テイラー―バーバパパはどうして生まれたの?;アン・グットマン&ゲオルグ・ハレンスレーベン―リサとガスパールの話を聞かせて!;リリ・スクラッチィ―ビビッドな色彩のアトリエをたずねて ほか)
もっと深く絵本を知る(アンドレ・フランソワ―絵本のなかにある宇宙;リオネル・コクラン―あたたかい眼差しが見つめる先には?;ポール・コックス―創造的なアイデアがひらめく瞬間 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りえこ
15
可愛い絵本がたくさんで、久しぶりに絵本を読みまくりたいと思いました。2014/01/16
かな
4
しばらくすっかり読書から離れて、お絵描きばかりしていたので、丁度良いリハビリでした。何となく目にした事はあるけれど、作家について考えた事はなかった有名な絵本、バーバパパやリサとガスパール、ぞうのババールなどの舞台裏が知れて楽しかった。どの作家も作品への愛情が深く、もう一度絵本を手に取りたくなった。トニ・ウンゲラーのエロティシズムにはドキリとして、思わず背後から誰も見ていないか確認してしまった。2016/09/09
言音 / 放置気味…。
3
1では日本の絵本や絵本作家が取りあげられていたけど、2はフランスの絵本や絵本作家が取りあげられている。 知らないアーティストが多かったから、読んでみたいな。 〈バーバパパ〉の誕生秘話が面白かった。赤鉛筆しかなかったからピンク色になっただなんて! 日本の絵本と比べると、シュールなものが多い気がする。2013/05/22
トムヤムクン
2
かわゆいし、ためになった。頑張ろうと思った2009/07/22
yurari
1
もっと絵本が読みたい!ファンタジー的な絵本だけでなく、大人向けのイラストも描いてるトミウンゲラーが好み。面白いなあ。2013/12/17