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平凡社ライブラリー
日本の童画家たち

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  • サイズ 文庫判/ページ数 270p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784582765830
  • NDC分類 726.7
  • Cコード C0390

内容説明

竹久夢二、武井武雄、初山滋、加藤まさを、蕗谷虹児、中原淳一、いわさきちひろ、長新太、安野光雅などなど、明治から現代までの代表的な童画家45人の足跡を簡にして要を得た文体でつづった、ありそうでなかった貴重な日本児童出版美術史の労作。

目次

プロローグ イラストレーションと子ども
1 近代的児童出版美術の出発(“お伽絵”から“子ども絵”へ;“童画”様式の確立;“童画”を子どもに近づけた人びと;“プロレタリア童画”から“生活童画”へ)
2 大衆的児童出版美術の興隆(“蜜描挿絵”の巨星たち;“抒情画”とは何か;思春期の少女の憂愁を;“女性童画”の世界)
3 児童出版美術の現在(“現代児童出版美術”の成立;“民俗のこころ”を生かして;ユーモアとナンセンスの楽しみ;現代日本の抒情画;個性さまざまに;子どもとおとなの接点で)
エピローグ 児童出版美術の行方

著者等紹介

上笙一郎[カミショウイチロウ]
1933年、埼玉県飯能市生まれ。1945年、文化学院文科卒業。児童文化史・児童史研究家。日本児童文学者協会、日本児童文学学会、日本子ども社会学会等の理事を歴任。著書に、『日本の幼稚園』(夫人=山崎朋子と共著、ちくま学芸文庫/毎日出版文化賞受賞)、『日本児童史の開拓』(小峰書店/日本児童文学学会特別賞受賞)、『日本童謡辞典』(東京堂出版/日本童謡賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ryo_zz

1
童画史をこんなにまとまった形で読める本は他にはないのでは……? 気になったのは、個々の作家の作風を、作家の生い立ちと絡めて述べる作家論的な傾向が強いこと。作家ごとに説明しているのだから当たり前なのだけれど、マンガ論が発展・成熟した21世紀、違った歴史の描き方があるのかもしれない。2011/11/18

いちはじめ

0
明治から現代までの代表的な童画家45人を取り上げているが、惜しむらくは、個々の画家の紹介は当然ながら短く、ちょっと物足りない感じ2006/10/21

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