出版社内容情報
らい患者たちの果てしない孤独の中から、どうして生きがいを求めていくかを考える愛と勇気の書。
神谷美恵子著作集 全10巻別巻1補巻1(全21冊)
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2004年10月より
新たに『神谷美恵子コレクション』を刊行
第1回配本:『生きがいについて』(解説・柳田邦男)
(2004年10月4日刊)
以降、『人間をみつめて』(解説・加賀乙彦)
『こころの旅』
『遍歴』
『本、そして人』
同時刊行:『神谷美恵子の世界』
(2004年10月4日刊)
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「昨年(2001年)の春、ハンセン病裁判で国の控訴断念により、長い間、人間としての尊厳を無視され、隔離され、差別されてきたハンセン病者の無念や怨念がようやく晴らされた。これに関連して、ハンセン病施設の精神科医であり、『生きがいについて』などの著書で人々の心のあり方を問い続けた神谷美恵子が再評価されている。」(宮原安春/2002.4.19 信濃毎日新聞)