• ポイントキャンペーン

Minerva福祉専門職セミナー
自立支援の児童養護論―施設でくらす子どもの生活と権利

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784623040476
  • NDC分類 369.4
  • Cコード C3336

内容説明

日本の児童養護問題を「子どもの権利条約」の理念と内容に基づいて捉え直すとともに、遊びや学習の保障に重点をおいて、児童養護施設における「自立支援」の取り組みに迫り、改めて児童養護の本質的な構造の解明を試みた一冊。

目次

第1章 子どもの権利条約と児童養護(子どもの権利条約の意義と日本の児童養護;子どもの権利条約における児童養護関連条項 ほか)
第2章 現代日本の児童養護問題と子どもの権利保障(現代日本における児童問題対策の展開;児童福祉改革と現代児童養護問題 ほか)
第3章 子どもの権利と「自立支援」(子どもの「自立」と「自立支援」;子どもの遊ぶ権利の保障と「自立支援」 ほか)
第4章 「自立支援」と教育福祉(「自立支援」と教育福祉問題;「自立支援」と家庭教育 ほか)

著者等紹介

望月彰[モチズキアキラ]
1952年静岡県生まれ。1986年名古屋大学大学院教育学研究科博士課程後期課程単位修得退学。1986年兵庫女子短期大学講師。現在、大阪府立大学社会福祉学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maaaa

1
日本の子どもを取り巻く法的社会的状況と、児童養護施設の子どものそれとを照らし合わせて書かれていて、子どもの権利とは何だろうと改めて考えさせられました。大人の都合の良いものになってはならないと感じました。最後に載っていた施設と学校との葛藤については多職種連携に興味のある私にとってすごく重くのしかかりました。立場の違いはこんなにも明確なのかと感じました。それぞれの子どもにとっての最善の利益とは何かを考えて協力していきたいなと思いました。2015/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2179004
  • ご注意事項