源氏物語の思考

源氏物語の思考

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  • サイズ A5判/ページ数 416,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784759913033
  • NDC分類 913.36
  • Cコード C3093

出版社内容情報

光源氏を核とする関係の力学、平安時代の思考形式、成立論上の課題、周辺領域との交渉など源氏物語に内在する思考の形を、言葉を手がかりに鮮やかに照らしだす。

目次

第1部 思考としてのことば(物語の「世」について;古代語「人」考 ほか)
第2部 成立論を越えて(空蝉巻の巻末歌;『源氏物語』と『伊勢物語』の生成の論理 ほか)
第3部 光源氏論(光源氏物語の二つの発端―古代語「名」をてがかりに;光源氏の「癖」 ほか)
第4部 交渉する源氏物語(『源氏物語』における継子譚の位相;結婚制度と『源氏物語』の論理―光源氏と紫の上の関係の独自性 ほか)

著者等紹介

高木和子[タカギカズコ]
1964年生まれ。1988年、東京大学文学部国文学専修課程卒業。1998年同大学院博士課程修了。現在、関西学院大学文学部専任講師
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