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内容説明
自閉症は原因や治療法がいまだに解明されておらず、まだ謎の部分が多い。しかし自閉症の主症状としては「対人関係の障害」と、「言語の異常」があげられる。本書では、最新の自閉症研究の成果を集約し、特に言語指導に焦点を当てて紹介している。執筆陣はいずれも現在第一線で活躍中の研究者で、言語指導の基礎となる、概念、表象機能、認知機能などについて分かりやすく解説し、伝統的な手法から最先端の指導法まで、実際の症例をあげながら詳述されている。まさに自閉症の指導に携わる人への必読の一冊である。
目次
第1章 自閉症における社会的障害
第2章 表象機能と自閉症
第3章 医学的観点からみた自閉症児の認知構造
第4章 自閉症児のコミュニケーションの機能
第5章 自閉症児の言語指導における行動分析学的アプローチ
第6章 遊びを通した自閉症幼児のコミュニケーション指導
第7章 自閉症児に対するパソコンを用いた言語指導
第8章 図形シンボルシステムと自閉症児の言語指導への適用
第9章 年長自閉症児の指導とことば