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『森と湖のまつり』をめぐって―武田泰淳とビッキらアイヌの人たち

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  • サイズ B6判/ページ数 164p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784772703970
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

内容説明

アイヌ少数民族の魂のうめきは…新たな地平を展望する気鋭の論集。

目次

第1章 パロディーとしての『森と湖のまつり』(時代の分岐点・五五年;登場人物たち ほか)
第2章 ロマンとしての『森と湖のまつり』(恋とヴァイオレンス;メノコとシャモ女 ほか)
第3章 アイヌの視点から見ての『森と湖のまつり』(武田と五〇年代のアイヌ研究者たち;手前勝手なシャモの言い分 ほか)
第4章 森と湖と祭りの現在(塘路―トウロ;ベカンベ祭り ほか)
第5章 ビッキと知里さんのこと(青春のビッキと武田;カナダとの出会い ほか)

著者等紹介

皆藤健[カイトウタケシ]
1931年東京生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒業。北海道放送勤務を経て、フリーライター。86年~96年月刊『北方文芸』誌書評欄執筆。道内紙誌にコラムやエッセイを発表。現在札幌大学非常勤講師
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