内容説明
アイヌ少数民族の魂のうめきは…新たな地平を展望する気鋭の論集。
目次
第1章 パロディーとしての『森と湖のまつり』(時代の分岐点・五五年;登場人物たち ほか)
第2章 ロマンとしての『森と湖のまつり』(恋とヴァイオレンス;メノコとシャモ女 ほか)
第3章 アイヌの視点から見ての『森と湖のまつり』(武田と五〇年代のアイヌ研究者たち;手前勝手なシャモの言い分 ほか)
第4章 森と湖と祭りの現在(塘路―トウロ;ベカンベ祭り ほか)
第5章 ビッキと知里さんのこと(青春のビッキと武田;カナダとの出会い ほか)
著者等紹介
皆藤健[カイトウタケシ]
1931年東京生まれ。早稲田大学第一文学部露文科卒業。北海道放送勤務を経て、フリーライター。86年~96年月刊『北方文芸』誌書評欄執筆。道内紙誌にコラムやエッセイを発表。現在札幌大学非常勤講師
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。