内容説明
本書の第1章では、感情研究の潮流を展望し、つづいて第2章では感情刺激とその反応を感情喚起説を視点として検討する。さらに第3章と第4章では、感情・情緒(情動)の心理学とは何かを各論的に論じ、その測定方法の問題を取り上げる。また、発達心理学、産業心理学(社会心理学を含めて)における感情・情緒(情動)の問題を第5章と第6章において論考する。
目次
第1章 感情・情緒(情動)とは何か
第2章 感情・情緒(情動)の喚起機制
第3章 情動の心理学
第4章 感情・情緒(情動)の伝達と測定
第5章 感情・情緒(情動)の発達
第6章 社会・産業場面における感情・情緒(情動)
著者等紹介
浜治世[ハマハルヨ]
1951年同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。1963年ノースキャロライナ大学心理学部大学院修了(MA取得)。現在、同志社大学名誉教授。文学博士
鈴木直人[スズキナオト]
1971年同志社大学文学部文化学科心理学専攻卒業。1973年同志社大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。1974年同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程中退。現在、同志社大学文学部教授。医学博士
浜保久[ハマヤスヒサ]
1976年同志社大学経済学部卒業。1981年同志社大学大学院文学研究科心理学専攻博士課程前期課程修了。現在、北星学園大学社会福祉学部教授
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