内容説明
世界文学としての『今昔物語集』研究の最前線に立ち、過去・現在・未来への展望を視野に収めつつその深奥に分け入る。味読の道しるべに、また学習のためのアシスタントとして幅広い関心に対応した斬新かつ画期的な入門書である。
目次
1 今昔物語集の世界
2 群像
3 空間・トポス・場
4 話型・話素・モチーフ
5 享受・研究・創作
6 研究用語・鍵語
7 付録
著者等紹介
小峯和明[コミネカズアキ]
1947年、静岡県熱海市生まれ。早稲田大学大学院修了。文学博士。立教大学文学部教授。日本中世文学専攻
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