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万葉民俗学を学ぶ人のために

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790710158
  • NDC分類 911.12
  • Cコード C1321

内容説明

万葉歌の表現から生活の歴史を明らかにする万葉民俗学。万葉集研究と民俗学・歴史学・考古学とのかけ橋をめざして、これまでの学問業績をふまえた上で、研究テーマや方法を模索しながら、日本文学研究の地平を広げてゆきたいという研究者たちの…これは熱くそして野心的なメッセージである。

目次

万葉民俗学を構想する(万葉民俗学の可能性を探る;万葉民俗学を歴史的に位置づける)
万葉集から民俗を読み取る(恋と婚姻の民俗;手向けの民俗;住空間の民俗―「風景」の発見と「わがヤド」の成立;領巾と袖の民俗;春は皮服を著て―北国のうた・まつり・芸能;稲作の民俗から「心意伝承」を垣間見る!;歌われた女性労働;万葉集の恋歌と禁忌―「人目・人言」をめぐって;「祟」と卜占―信仰の民俗;墓と他界観の民俗)

著者等紹介

上野誠[ウエノマコト]
1960年生。国学院大学大学院文学研究科博士課程修了。奈良大学文学部助教授。財団法人奈良県万葉文化振興財団万葉古代学研究所副所長

大石泰夫[オオイシヤスオ]
1959年生。国学院大学大学院文学研究科博士課程修了。盛岡大学文学部教授。東日本ハウス文化振興事業団理事
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