内容説明
厳密かつ中心的な教義・聖典をもたず、神や自然との調和を重んじ今日までいきづいてきた精神世界とは。歴史、儀礼、思想、他宗教の影響も含め、世界宗教の視点から捉え直す新鮮な神道入門。
目次
1 はじめに―神道と日本人の生活
2 神道の神話的起源―『古事記』と『日本書紀』
3 初期の神道と中国の影響
4 中世の日本の宗教
5 神道と日本の国家主義(一八六八~一九四五)
6 神道の信仰と儀礼
7 神道の一年―祭礼と儀式の移り行き
8 聖地と聖域
9 現代の神道
著者等紹介
ハーツ,ポーラ・R.[ハーツ,ポーラR.][Hartz,Paula R.]
ミドルベリーカレッジ卒業。ノンフィクション作家
山内春光[ヤマウチハルミツ]
1957年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科単位取得退学。現在、群馬大学社会情報学部助教授。専攻:倫理学・日本倫理思想史
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