出版社内容情報
手を洗わずにはいられない、鍵や火元を確認せずにいられない、何でもとっておかずにいられない……。
強迫性障害からアル中や過食症に悩む人まで、自分でできる画期的な療法を初公開！
内容説明
手を洗わずにいられない、鍵や火元を確認せずにいられない、何でもとっておかずにいられない。強迫性障害からアル中や過食症に悩む人まで、自分でできる画期的な療法を初公開！強迫性障害を自分で治す。
目次
強迫性障害とは何か
第１段階 ラベルを貼り替える―「わたしではない、ＯＣＤがさせるのだ」
第２段階 原因を見直す―「脳のロックをはずす」
第３段階 関心の焦点を移す―「願っているだけでは、実現しない」
第４段階 価値を見直す―「ＯＣＤが教えてくれること」
自分の心を自覚する〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
筑紫の國造
10
強迫性障害の治療法の１つである「四段階方式」について書かれた本。専門的な部分は分かりにくいが、「四段階方式」については充分に解説されており、読者が自分で治療出来るようになっている。最初の段階である「ラベルの貼り替え」を実践するだけでも、新しい道が開けてくる気がする。豊富な症例も紹介されており、自分と似た症状の人物も見つけることが出来るだろう。やはり、この病気は薬に頼るだけではなく、自分で強い意志を持って戦わねばならないようだ。座右に置いて、薬を飲みながら常に参照したい。2017/10/02
dosannpinn
5
間違いなく私の人生を変えた一冊。 ただ、これは強迫性障害（強迫神経症／OCD）に対する自己治療法についての手引き書なので、読む人によっては無価値だろう。 この本のおかげでOCDが軽快して高校を中退せずに済んだ私にとっては比類のない本だ。 しかし、体験談の中に埋もれているヒントを掘り出すような読みかたが求められるので読みずらいし、強烈な自己啓発の臭みもある。OCDを絶対悪と考えてそれと戦う善を推奨する語り口だから、例えば森田療法のような考えかたとは相容れないだろう。 客観的に語ることが私には難しい本だ。
研二
4
きちんと詳しく書いてあリ、マニュアル的にわかりやすく解説してある。 自分なりに消化する必要はあると思うけど、役にたちそうな本である。2014/04/03
塩焼きそば
4
図書館本。強迫性障害について書かれている。 過食とか依存性について興味があったが少ししか書かれていない。 不安についてはそこそこ参考になった。 2014/08/15
金色ライオン
1
強迫性障害（ＯＣＤ）による、強迫衝動、強迫観念での行動に関する本。四段階方式（ラベルの貼り替え、原因を見直す、関心の移動、価値を見直す）で対応する。2014/01/11
