ユビキタス時代の情報セキュリティ技術

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ユビキタス時代の情報セキュリティ技術

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  • サイズ A5判/ページ数 304p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784819015073
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C2055

内容説明

ユビキタス社会では、いつでもどこでも、望む形態の情報を双方向でやり取りできるが、便利な反面、非常に危うい性格をもつ。この問題はいわゆる社会倫理までふくめた情報セキュリティの問題と捉えることができる。情報を隠すといった暗号技術に重点をおいた従来の情報セキュリティの捉え方から、個人情報保護の問題、人物の認証の問題など非常に広範囲な問題を技術的および社会的な観点で扱う必要がある。本書は、情報セキュリティ技術をプライバシー保護や組織のリスクマネージメントの観点で、暗号技術から国際標準、コンプライアンスまで扱った技術者、研究者の必携の書である。

目次

情報セキュリティ技術概論
デジタル社会を支える暗号技術
電子認証とPKI技術
暗号を生かすプロトコル技術
モバイルシステムのセキュリティ技術
暗号のハードウエア実装技術
ICカードセキュリティ技術
バイオメトリクス認証技術
著作権保護と電子透かし技術
不正アクセスとその対策技術
コンピュータウイルスとその対策技術
ISO15408とセキュリティ構築支援
情報セキュリティマネージメントシステムとISO17799
法とセキュリティ
応用システム事例(自動料金収受システム)
応用システム事例(電子政府システム)

著者等紹介

瀬戸洋一[セトヨウイチ]
1979年慶応義塾大学大学院修了(電気工学専攻)、同年(株)日立製作所入社、システム開発研究所配属、衛星画像処理技術、医療情報処理技術、地理情報処理技術、情報セキュリティ技術の研究開発を担当。セキュリティ研究センタ副センタ長、セキュリティビジネスセンタセンタ長を歴任後、現在は、同研究所ユビキタスセキュリティ担当の主管研究員。工学博士、技術士(情報工学部門)、情報処理技術者(システム監査)、BS7799リードオーディタ。バイオメトリクスワーキンググループBWG(EU主催)の日本代表委員、INSTAC/JSA(生体認証技術のJIS化推進)の標準化ワーキンググループ主査、ISO/IECJTC1 SC37専門委員会委員長、ISO/IEC SC17 WG11主査、(社)日本自動認識システム協会バイオメトリクス部会部会長など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。