内容説明
本書は日本史における祭祀研究の各分野、各時代にわたる多様な論文を掲載している。
目次
伊勢内宮相殿神の性格と成立―万幡豊秋津姫と手力男
御巫の再検討―庶女任用規定をめぐって
律令国家と奉幣の使―用語と規定及び全体の枠組を巡って
大嘗祭の宴と饗の特質について
「大嘗祭御禊行幸」の意義―九世紀行幸論
出雲国忌部神戸をめぐる諸問題
野城大神の消長とその世界
「天之益人」訓読考
平安期の春日祭について
私請印儀礼について
記・紀・万葉・風土記について
中世日吉社絵画史料の検討
中世上賀茂神社の神仏習合
近世の祇園社・地主神社と弦召
官幣大社札幌神社と「領土開拓」の神学
著者等紹介
岡田精司[オカダセイシ]
1929年生。元三重大学教育学部教授
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