出版社内容情報
ねこのジンジャーとりょう犬ピクルズの雑貨屋は、とてもはんじょうしているのに少しももうかりません……。
<読んであげるなら>4才から
<自分で読むなら>小学低学年から
内容説明
ねこのジンジャーとりょう犬ピクルズの雑貨屋は、とてもはんじょうしているのに少しももうかりません……。1909年刊。
著者等紹介
ポター,ビアトリクス[ポター,ビアトリクス][Potter,Beatrix]
1866~1943。ロンドンの裕福で厳格な家庭に育った。少女時代から田園を愛し、小動物の観察やスケッチに没頭した。彼女の自然に対する情熱は、「ピーターラビットの絵本」シリーズの創作に色濃く反映されている。後半生はイングランド湖水地方に住みつき、羊の飼育と自然保護活動に力を注いだ
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
83
ピーターラビットの絵本⑫黄色いオス猫のジンジャーと猟犬のピクルズのやっている雑貨屋さん。かけ売りでどんどんものを売ってしまった先に待っているものとは。今までのお話に出てきた色んなキャラクターもいっぱい登場するので楽しいけどお人形さんたちがおまわりさんの人形を連れて歩いてたり、どういう世界観なのかな〜とちょっと混乱^^;それにしても…かけでものを買って請求されないのを良いことにお金を払わないなんて泥棒と一緒ではないですか。その後にこのふたりの失敗を教訓にしたようなお店が登場するしたたかさはなかなか面白い。2017/03/27
小夜風
32
【所蔵】白黒の絵がたくさん出てきて、あれ?趣向が変わったのかな?と思いました。お話もこれもう童話の域を出てません?(笑) ポターの身近な日常を動物たちに変えて描いたのかな~。クスッと笑えました。2016/04/01
ぼんくら
31
【ビアトリクス・ポター生誕150周年】イベント♪きいろいおすねこのジンジャーと、テリア種の猟犬ピクルズのかわいいお店。掛け売りするから、お店は大繁盛。お客はお金をはらわないから、命の危険を感じつつも通ってきます。結局、税金が払えなくてつぶれたとさ・・・。でも、二匹とも、お店をやめた後の方が幸せそう。2016/04/07
ベル@bell-zou
21
お客のねずみを食べたい欲求を堪える気概を何故堅い商売につなげられなかったか悔やまれる、ジンジャーとピクルズや。債権回収は健全な商いの基本なんだね。挿絵がカラーとモノクロのミックス。何か事情があったのかな。2018/07/16
南
20
雑貨屋さんというけれど、小さなスーパーのようなお店。掛け売りすると損をするという考えが貫かれていた。2020/08/21