日仏交感の近代―文学・美術・音楽

個数:
  • ポイントキャンペーン

日仏交感の近代―文学・美術・音楽

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月02日 18時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 456p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784876986835
  • NDC分類 319.103
  • Cコード C3098

内容説明

本書では、文学、美術、音楽の諸領域が有機的にかかわる現場を重視し、幕末以降、今日にいたるまで、百数十年におよぶ日仏文化交渉の内実と創造性そのものを、あくまでも具体的に問いなおすことに主眼がおかれている。

目次

1 出会いと触発(「フランス」との邂逅;『懺悔録』の翻訳と日本近代の自伝小説―藤村の『新生』;木下杢太郎とフランス文化;「反語的精神」の共振―林達夫とジャンケレヴィッチ)
2 受容と創造(岩野泡鳴とフランス象徴詩;近代史の移入から創造へ;九鬼周造の押韻論とフランス文学;創造的フランス―竹内勝太郎のヴァレリー)
3 虫と花のジャポニスム(フランスから来た「日本」―『蜻蛉集』挿絵について;『蜻蛉集』における実りと萌芽―和歌とフランス詩の接点;高島北海の日本再発見―フランス滞在がもたらしたもの;『失われた時を求めて』にみる菊の花―愛の憂いと嫉妬を秘める)
4 もう一つのオリエンタリズム(世紀末フランスにおける日本趣味とフロベール;「日本」を書く―ピエール・ロティ『お菊さん』の位置;マルロー『人間の条件』と日本―「静謐」sereniteの夢;媒介者としての「水の風景」―日本近代文学を中心にして)
5 幻のパリ(ドイツ音楽からの脱出?―戦前日本におけるフランス音楽受容の幾つかのモード;ドビュッシーと日本近代の文学者たち;憧れはフランス、花のパリ;日本人にとってシャンソンとは何か?―シャンソン受容史の試み)

著者等紹介

宇佐美斉[ウサミヒトシ]
京都大学名誉教授。1942年愛知県生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。関西学院大学文学部助手、同専任講師、同助教授を経て、1980年京都大学人文科学研究所助教授。1993年同教授。2006年定年により同退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

10
竹内勝太郎 河森好蔵 P169 野間宏 P184 フランスから来た日本 高階絵里加 P205 ジーディット・ゴーチエ 娘 P208 テオフィル・ゴーチエ 父 2006.06.16 P220  蜻蛉集 久松潜一 P222 西園寺公望 P225 高島北海 農商務省技術官吏 南宋画 父 日本美術協会 ナンシー 高橋邦太郎 ナンシー派美術館  海の幸図 紙あるいは絹布を床に広げ膝を就き これまで幾度となく扱ってきた主題を描くので 2006/06/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/360144
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。