出版社内容情報
現代における人間のより良いあり方を問う。
内容説明
本書は、健康を、単に疾病がないとか、虚弱でないだけでなく、身体的にも、精神的にも、社会的にも、スピリッチャルにも、そして、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)をも含めてとらえ、人間のWell‐Beingを問うものである。また、ストレス・マネジメント教育を健康心理士(健康心理カウンセラー)、学校心理士(スクール・カウンセラー)、臨床心理士(クリニカル・カウンセラー)の立場からそれぞれが検討した。
目次
第1章 健康心理学からみたストレス・マネジメント
第2章 自律的でセルフ・エスティームに満ちた性格形成のための総合的教育プログラム
第3章 攻撃性適正化への総合的教育プログラム
第4章 子どものウエルネス(総合的健康)を守るストレス・マネジメント教育
第5章 ウエルライフから問題行動の解決を探る
第6章 自尊感情からストレス・マネジメントを探る
第7章 職場におけるストレス・マネジメントの取り組み
第8章 クライエントの声からストレス・マネジメントを探る
著者等紹介
荒木紀幸[アラキノリユキ]
兵庫教育大学教育方法講座連合大学院教授。同志社大学大学院心理学専攻博士課程中退、博士(心理学)。専攻は教育心理学。関心領域は道徳性心理学
倉戸ツギオ[クラトツギオ]
元神戸親和女子大学文学部教授、故人。同志社大学大学院文学研究科博士課程修了、Ph.D。専攻は教育心理学・生理心理学
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