内容説明
本書には、お伽草子８編を収めた。底本として、『一寸法師』『酒呑童子』『文正草子』『梵天国』は渋川版「御伽草紙」のもの、『ささやき竹』は西尾市岩瀬文庫蔵の絵巻、『浅間の本地』（源蔵人物語）は架蔵江戸期写本、『うたたねの草子』は「続群書類従」本、『精進魚類物語』は「群書類従」本を用いた。
感想・レビュー
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刹希
3
一寸法師、ささやき竹、酒呑童子、文正草子、浅間の本地、梵天国、うたたねの草子、精進魚類物語の八編が収められている。総説でお伽草子の分類なんかをざっと記しているので、それを踏まえて読めるのは良い。梵天国がなかなか面白い話だった。2015/06/29
