出版社内容情報
病気や障害をもつ人びと,あるいは子どもや高齢者への支援は、相手への思いやりや共感が前提である。支援する者とされる者との立場の非対称を踏まえ、自己の尊厳を守り、自己の存在をいかに相手に認めてもらうかが鍵となる。それを可能にするコミュニケーションの特徴とは何か。臨床現場では何が問われているのかを明らかにする。
内容説明
病気や障害をもつ人びと、あるいは子どもや高齢者への支援は、相手への思いやりや共感が前提である。支援する者とされる者との立場の非対称を踏まえ、自己の尊厳を守り、自己の存在をいかに相手に認めてもらうかが鍵となる。それを可能にするコミュニケーションの特徴とは何か。臨床現場では何が問われているのかを明らかにする。
目次
第1章 自立と支援の意味
第2章 認知症者に対する自立と支援
第3章 言語聴覚障害とコミュニケーション
第4章 発達障害とは何か
第5章 会話分析からわかる医療現場
第6章 コミュニケーションとして見るユニバーサルデザイン―「使いやすさ」とは何か
第7章 司法場面におけるコミュニケーション
第8章 植物状態における共存・共有の起源