出版社内容情報
私たちが生きるこの現代社会で、いま何が終わり、何が始まっているのだろう。諸論考と座談会から考える。
内容説明
私たちが生きるこの現代社会で、いま何が終わり、何が始まっているのだろうか。人間にとっての「共同性」と「戦争」の意味、9・11(同時多発テロ)、3・11(東日本大震災と原発事故)をはじめとした危機的転換もふまえ、諸論考と討議を通して考える。各分野の第一人者が集結し、グローバルな現代社会の現在とそのゆくえに関心のあるすべての読者に向けて問題提起する。
目次
1 現代をどう捉えるか(“民主主義を超える民主主義”に向けて;歴史から見た二一世紀の科学技術;資本主義経済の将来と国家機能の相対化;政治の現在と未来;デジタル社会における「歴史」の効用)
2 共同性・戦争・現代(討議 人間の「共同性」から考える;第二次世界大戦以降の戦争とテロ)
3 何が終わり、何が始まったか(哲学の可能性と不可能性;ゾーエーと抵抗―何が終わらず/何が始まらないか;終わりの始まりとしての、宗教;戦後秩序崩壊と科学・技術;こころのトポスはどう変わったか;「女性が輝く」ってどんな意味?―女性政策とジェンダー;成長/ポスト成長)
著者等紹介
大澤真幸[オオサワマサチ]
1958年生。社会学者/比較社会学・社会システム論
佐藤卓己[サトウタクミ]
1960年生。京都大学大学院教育学研究科教授/メディア文化論
杉田敦[スギタアツシ]
1959年生。法政大学法学部教授/政治学
中島秀人[ナカジマヒデト]
1956年生。東京工業大学大学院社会理工学研究科教授/科学技術史
諸富徹[モロトミトオル]
1968年生。京都大学大学院経済学研究科教授/財政学・環境経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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