ヴァイツゼッカー ドイツ統一への道

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000257916
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0031

内容説明

非人間的というだけでは済まないドイツ、ベルリンの分断。その分断国家の歴史を重ねて四十年余、壁は崩壊し、一つのドイツ、一つのヨーロッパが再生した。それから二十年。この乱麻のような問題に人間的立場で立ち向かい、ときには世の流れに逆らいながらも、統一へ向けて献身しつづけた元ベルリン市長、統一ドイツ初代大統領。そのヴァイツゼッカーが語る、豊かな経験とドイツとヨーロッパの「真の統一」への展望。

目次

答えは、歴史が…
敗北と再出発―一九四五年
新たな独裁へ―東ドイツ
自由へ―西ドイツ
包囲攻撃の「ドイツ問題」
経済の奇跡と「過去政策」
分裂と民族の結束
ベルリンに壁―一九六一年
外交政策の方針転換へ
隣国ポーランド〔ほか〕

著者等紹介

ヴァイツゼッカー,リヒャルト・フォン[ヴァイツゼッカー,リヒャルトフォン][Weizs¨acker,Richard von]
1920年生まれ。ベルリン、オックスフォード、ゲッティンゲンの各大学に学ぶ。在学中に第二次世界大戦でドイツ国防軍に従軍。戦後、復学ののち実業界に入る。ドイツ福音派信徒大会で議長を務め、69年に連邦議会議員、81年には西ベルリン市長となる。84年から2期10年間、ドイツ連邦共和国大統領。在任中に、宿望のドイツ統一が実現。日本では、ドイツ敗戦40周年記念演説(「荒れ野の40年」)で知られる。退任後も無党派の立場で発言を続けている

永井清彦[ナガイキヨヒコ]
1935年生まれ。東京大学卒業後、朝日新聞社、ドイツ海外放送、タイム・ライフ社をへて、桃山学院大学・共立女子大学教授など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

22
2009年初出。本書は史書でなく、個人の体験、経験が豊富(1頁)。アーデナウアの人格は、再統一という憲法の目標を守り、活性化、推進する人格。いま一つは、西側大国の政策に結びついて東ブロックに対抗していること(21頁~)。壁の建設後、自由を唱える人はベルリン人と称された(37頁)。クラージュ(市民的勇気)が自由への道を指し示した(84頁)。分かつとは、物質的なものをはるかに超える問題で、人は分かち合う相手にこそ本当に温かい気持ちを寄せる(116頁)。2015/09/30

ろしこ

2
ドイツ旅行中、連邦議会議事堂裏手にある犠牲者追悼の十字架を前に立った時、胸が締つけられ、自然と涙が溢れた。未だ経済格差など真の統一とはいえないが、それでもDDR市民の成し遂げたことは大きいと再認識する。2010/12/27

BATTARIA

1
この本でもっとも印象に残ったのは、ドイツにおけるキリスト教の影響力が、想像以上に強かったこと。 歴史上最後の大規模宗教戦争ともいうべき三十年戦争でメチャクチャにされたドイツだったが、カトリックとプロテスタントが鉄のカーテンやベルリンの壁を越えて連帯していたとは驚いた。 欧州統合について、あまりにもお花畑的幻想が強すぎるようだが、儀礼的国家元首であるドイツの大統領って、このくらいきれいごと丸出しの方がいいのかもしれない。 それはさておき、訳者の人名カナ表記、もう少しどうにかならんのか?2016/04/13

Amano Ryota

1
一度失った信頼が、大抵の場合取り返しがつかないということは、誰もが二、三の苦い経験とともに、心に刻んでいるものだと思う。だからこそ、またそれを取り戻すつもりがあるなら、並々ならぬ我慢や辛抱、粘り強い努力が必要になるであろうことは、そういう経験がなくても、想像することは出来る。だけど、実際そこまでして取り戻すべき信頼とは何なのだろう?たぶん、それに明確に答えることは難しいし、時と場合に依存しすぎて一般的な解はないとも思う。この本で描かれているのは、唯一の答えではなくて、それに向き合い続ける態度なんだろう。2015/04/08

J.H

0
一昨年なくなったヴァイツゼッカ―の伝記。重い言葉でした。政治家目指すなら読むべき。

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