内容説明
人間の苦悩の果てに、何かが変容する。非暴力をつらぬくガンディーの精神的よりどころとなり、死の床にあるシモーヌ・ヴェイユが愛読した、ヒンドゥーの聖典。
目次
第1部 書物の旅路―バガヴァッド・ギーターの誕生(聖典の誕生;原型を探る;出版と新しい学の誕生)
第2部 作品世界を読む―人の苦悩と神の変容(神の表象をめぐって;人の苦悩のありか;アルジュナついに立つ―第一八章読解)
著者等紹介
赤松明彦[アカマツアキヒコ]
1953年、京都府生まれ。1983年、パリ第3(新ソルボンヌ)大学大学院博士課程修了。現在、京都大学大学院文学研究科教授。インド哲学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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