岩波ブックレット
3.11後の自衛隊―迷走する安全保障政策のゆくえ

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  • サイズ A5判/ページ数 71p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784002708430
  • NDC分類 392.1
  • Cコード C0336

出版社内容情報

東日本大震災では,10万人以上の隊員が被災地支援に従事し,自衛隊の活躍が注目された.改めて国内外での災害救援活動が期待される一方,現実には,なし崩し的にPKO派遣が拡大されるなど,より軍事的組織への変貌が進む.知られざる活動の実態や,普天間問題をめぐる米軍の思惑などを浮き彫りにし,安全保障政策のゆくえを問う.

内容説明

東日本大震災では、10万人以上の隊員が被災地支援に従事し、自衛隊の活躍が注目された。改めて国内外での災害救援活動が期待される一方、現実には、海外派遣の任務がなし崩し的に拡大されるなど、より軍事的組織への変貌が進む。知られざる活動の実態や、普天間問題をめぐる米軍の思惑などを緻密な取材で浮き彫りにし、安全保障政策のゆくえを問う。

目次

はじめに 3・11は転機なのか
第1章 大震災とその後の自衛隊
第2章 「トモダチ作戦」とは何だったのか
第3章 変貌する海外派遣
第4章 迷走する政治主導―解決しない普天間問題
おわりに 「人助け」をする自衛隊へ

著者等紹介

半田滋[ハンダシゲル]
1955年(昭和30)年栃木県宇都宮市生まれ。下野新聞社を経て、1991年中日新聞社入社。東京新聞編集局社会部記者を経て、2007年8月より編集委員、2011年1月より論説委員兼務。1993年防衛庁防衛研究所特別課程修了。1992年より防衛庁取材を担当。2004年、中国が東シナ海の日中中間線付近に建設を開始した春暁ガス田群をスクープした。2007年、東京新聞・中日新聞連載の「新防人考」で第13回平和・協同ジャーナリスト基金賞(大賞)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

7
反日本国憲法第9条の自民党草案国防軍がきな臭い。自衛隊の震災復興には賛否があると思える。手を振って感謝していた子どもの映像も知っているが、自衛隊の構成員にも色々な人がいるので、組織の信用を失う行為もあったとその後出版された本で暴露されてもいた。20頁のTGT三角海域と列島線は知らなかった。お結びのような形とは裏腹に、台湾やグアムを含む危険な領域にも見える。軍縮の具体策は見えにくい。tomodachi(トモダチ)って何だろうか、と思う。被曝させられる結果になれば態度豹変。今日軍用機低空飛行があり振動音轟く。2013/05/07

そーすけ

0
260*専門的で、あまり興味がもてず、パラパラとページをめくって終わった。ごめんなさい_(._.)_2018/10/19

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