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岩波現代文庫
哲学コレクション〈2〉経験と場所

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  • サイズ 文庫判/ページ数 346p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006001803
  • NDC分類 108
  • Cコード C0110

内容説明

人間存在が定かでなくなっているなかで、西田哲学における思索の道は私たちを何処に導くか。著書はその基本思想が純粋経験/自覚/場所という連関で構成されることを明らかにする。「ここでこうして居る」という人間存在の基本態である経験から自覚の立場へ、そして私たちにとっての「世界」を究明する場所論への転回を読み解きつつ、著者独自の「経験と場所」の哲学を平明に構築する。新編集版の著作集成。

目次

経験(経験ということ;経験と自覚;純粋経験と自覚と場所)
場所(経験の場所―見えない二重性;「場所」論―「現実の世界」へ)
場所―様相と相貌(自然の死と自然;場所と曼荼羅;砂箱遊び;虚空/世界と時間)

著者等紹介

上田閑照[ウエダシズテル]
1926年東京生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。京大名誉教授。専攻・宗教哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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