出版社内容情報
ロシアの子どもたちが十代はじめから夢中になって取り組んだ,とっておきの問題がぎっしり.解くのに求められるのは中学レベルの知識と考えつづける根気,そしてやわらかな頭です.第1巻は,論理問題にはじまり,組み合わせ,整除と余り,鳩の巣箱の原理,グラフ,三角不等式,ゲームなどをあつかいます.(解説=佐藤雅彦)(全3冊)
内容説明
ロシアの子どもたちが十代はじめから夢中になって取り組んだ、とっておきの問題がぎっしり。解くのに求められるのは中学レベルの知識と考えつづける根気、そしてやわらかな頭です。第1冊は、論理問題にはじまり、組み合わせ、整除と余り、鳩の巣箱の原理、グラフ、三角不等式、ゲームなどをあつかいます。全3冊。
目次
第1部 最初の1年(パリティ(偶奇性)
組み合わせ(1)
整除と余り
鳩の巣箱の原理
グラフ(1)
三角不等式
ゲーム
最初の1年用の問題)
著者等紹介
フォミーン,ドミトリ[フォミーン,ドミトリ][Fomin,Dmitri]
パラメトリック・テクノロジー社
ゲンキン,セルゲイ[ゲンキン,セルゲイ][Genkin,Sergey]
マイクロソフト社
イテンベルク,イリヤ[イテンベルク,イリヤ][Itenberg,Ilia]
ピエール&マリー・キュリー大学(パリ第6大学)
志賀浩二[シガコウジ]
東京工業大学名誉教授
田中紀子[タナカノリコ]
翻訳業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えんどうまめ
4
ようやく読破。 章のはじめごとに、どんな思考法が必要になるかを簡単に例示しながら解説してくれるので、とても平易で読み進いです。でもたまに頭をひねらされる問題もあるので、簡単すぎず、でも難しすぎず、のいいバランスをとっていると感じます。 読み物ではないですが、日ごろのちょっとした息抜きに(笑) 2014/05/09
Mark X Japan
3
鳩の巣箱の原理・三角不等式等は、今まで日本の学校ではほとんど学習しなかった内容です。ゲームの問題は、日本の生徒に指導するのもやりやすいと思います。名著(良問が多い)ですが、(チェスを知ってる日本人が少ないので、)チェスの問題が多いのは気になりました。ロシアの本なので、しょうがないとは思いますが。将棋で同じような問題を考えてみたいです。☆:4.02013/07/16
eve
2
数学って難しいね。教科書にない数学。電車で立って読むのはなかなか困難。メモ片手にじっくり読んだ方が鍛えられるだろうな。2014/08/15
アジシマ
2
良本。是非10代ぐらいの若い人に取り組んでみてほしい。こういう思考法を早いうちに身につけておくと、物事を考える際にとても応用が利くようになるのだ。2013/08/27
笠井康平
2
もっと一般的な鳩の巣箱の原理2013/07/14