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岩波現代文庫
数学が生まれる物語〈第6週〉図形

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006002923
  • NDC分類 410
  • Cコード C0141

内容説明

「数学が生まれる物語」の最後の週は、平面幾何、解析幾何、図形の面積や体積を求める積分について学びます。図形を通して方程式、関数、微分、積分などの考えが総合され、多彩な数学の世界が展開されます。数の誕生からはじまった物語も微積分学の高みに立てば、これまでに学んできた数学がおりなす景観がはるか眼下に眺望できるはずです。

目次

月曜日 平面幾何
火曜日 解析幾何
水曜日 2次曲線と円錐曲線
木曜日 面積
金曜日 面積を微分する
土曜日 積分と体積
日曜日 数学の視点

著者等紹介

志賀浩二[シガコウジ]
1930年生まれ。新潟県出身。1955年東京大学大学院数物系修士課程を修了。東京工業大学理学部数学科の助手となり、助教授、教授となる。その後、桐蔭横浜大学教授、桐蔭生涯学習センター長などを務め、現在、東京工業大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

聖龍

1
『数学が生まれる物語』全6巻の最終巻。平面幾何から、解析幾何、二次曲線、そして図形の面積と体積を求める積分へと話が展開されていく。数学的センスが必要な補助線を用いて解くことになる難しい幾何の問題が座標平面を利用することにより力技で解けるようになったときの喜びは今でも鮮明に思い出す。放物線、楕円、双曲線は円錐曲線の視点からも説明される。このシリーズは数学の好きな、あるいは得意な中高生が対象と推察するが、あまりにも抽象的で難解な大学で学ぶ数学に絶望している学生や、過去にそうであった社会人にも適していると思う。2023/01/09

ibasym

0
第一週から第六週まで一通り読んだが、基本的に中学から高校までの数学を一通り修めた人向け。入門などには不向き。 中高の数学を俯瞰、時には別の方向から見るという感じ。 先生と(優秀な)生徒たちがいて授業がすすんでいく形式なのだが、正直な所どのような読者を想定して書かれているのか不明。(高校生〜大学生あたりか丁度よいかも)

アドマイヤ

0
シリーズものだが全巻読まずとも高校数学を履修していれば、十分楽しめる。2022/09/17

cava

0
シリーズとしては6作目(6週)になる。今作が最終巻というような扱いではあるが、このシリーズの上位互換的な作品群が大人のための〜で出たりしているので、そっちは大学数学の触りもやっていて今度読もうと思う。やはり面白かったし全作読まずとも読みたいところでもok。 2018/08/19

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