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岩波現代文庫
坂東三津五郎 歌舞伎の愉しみ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 284p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006022655
  • NDC分類 774
  • Cコード C0174

出版社内容情報

世話物・時代物の観かた,踊りの魅力など,俳優の視点から歌舞伎鑑賞の「ツボ」を伝授.知的で洗練された語り口で芸の真髄を解明.

内容説明

世話物・時代物を観るための知識、踊りの魅力、荒事・和事の愉しみ方、復活狂言・新作の面白味などを、実際の演目に即して明快に説き明かす。役者としての体験に裏打ちされた解説は分かり易く、なるほどと膝を打つこと請け合い。演じる喜び・役作りの苦労から、舞台での思い出、楽屋のよもやま話まで、興味深いエピソードも満載。

目次

第1章 世話物は、二十一世紀に生き残れるか
第2章 踊りの家に生まれて
第3章 時代物の噛みごたえとその深さ
第4章 荒事と和事
第5章 鶴屋南北、泥臭い人間の言葉
第6章 通し狂言と新作の可能性
第7章 三津五郎おすすめの芝居
第8章 歌舞伎役者と芸の伝承
第9章 歌舞伎よもやま話

著者等紹介

坂東三津五郎[バンドウミツゴロウ]
十代目。1956‐2015年。歌舞伎役者・日本舞踊坂東流家元。九代目坂東三津五郎の長男として東京に生まれる。62年『黎明鞍馬山』の牛若丸で初舞台、五代目坂東八十助を襲名。01年、十代目坂東三津五郎を襲名。06年に日本芸術院賞、09年に紫綬褒章など受賞多数

長谷部浩[ハセベヒロシ]
1956年埼玉県生まれ。演劇評論家、東京藝術大学美術学部教授(近現代演出史)。紀伊國屋演劇賞審査委員。現代演劇・歌舞伎を中心に評論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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