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岩波現代文庫
新・反グローバリズム―金融資本主義を超えて

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  • サイズ 文庫判/ページ数 295p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006031954
  • NDC分類 333.6
  • Cコード C0134

出版社内容情報

戦後最大の世界金融危機を招いたグローバリゼーションとは何だったのか。気鋭の経済学者が、その構造を解き明かし、長期停滞からの脱出、持続できる社会への新しい道を示す。書き下ろしの三章を加えた全面改訂版。

内容説明

市場原理主義と金融自由化を基軸としたグローバリゼーションは、いまや戦後最大の世界金融危機に行きついた。気鋭の経済学者が、この二〇年にわたって展開されてきたグローバリズム、金融資本主義を分析、それを超える対抗戦略をあらためて問いなおし、長期停滞からの脱出、持続できる社会への新しい道を示す。旧版『反グローバリズム』に書き下ろしの新稿一二〇枚を加え、さらに現在の視点から全面的に書き改めた新版。

目次

はしがき 私たちを襲うデジャヴ
第1章 過ぎ去った時代軸
第2章 もう一つの不毛な対立軸―グローバリズム対ナショナリズム
第3章 バブル循環
第4章 産業の波動と長期停滞
第5章 グローバリズムへの対抗戦略
第6章 アジアでのリージョナル戦略
第7章 社会保障改革と政府の再編―「構造改革」路線からの決別
第8章 市場を作り変える戦略
終章 持続できる社会―二一世紀型資本主義の新しいあり方

著者等紹介

金子勝[カネコマサル]
1952年東京都生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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