岩波現代文庫<br> ひとり起つ―私の会った反骨の人

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岩波現代文庫
ひとり起つ―私の会った反骨の人

  • 鎌田 慧【著】
  • 価格 ¥1,144(本体¥1,040)
  • 岩波書店(2014/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 308p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784006032760
  • NDC分類 281
  • Cコード C0136

出版社内容情報

組織や権力にこびることなく、自らの道を疾走した著名人22人。その挑戦と飛躍とは何だったのか。高木仁三郎、灰谷健次郎、家永三郎、松下竜一、斎藤茂男、本島等、新藤兼人、戸村一作他、今もかけがえのない輝きを放つ個人の想いを伝える人物ルポ。一人の決断と頑張りから、社会が一歩ずつ変わっていくことを実感させる。

内容説明

組織や権力にこびることなく、自らの道を疾走した著名人二二人の肖像。今もかけがえのない輝きを放つ個人の想いを伝える人物ルポ。一人の決断と頑張りから、社会が一歩ずつ変わっていくことを実感させる。

目次

1 対峙する意志(ひとりからの正義―矢野伊吉;一点の私心もなく―戸村一作 ほか)
2 反戦平和への希求(沖縄からの風―大田昌秀;米軍から村をとりかえす―山内徳信 ほか)
3 表現者の矜持(『死霊』と格闘して六〇余年―埴谷雄高;闇を凝視めて―上野英信 ほか)
4 ジャーナリストの覚悟(死者たちの声―青地晨;ひっけいな勝兄ぃ―本多勝一 ほか)

著者等紹介

鎌田慧[カマタサトシ]
1938年、青森県に生まれる。ルポライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てほら

3
どんなに非難されようとバカにされようと一人で起つこと。「よく逆風が吹く中」なんて形容されるけれど、そんな生半可なものじゃないと思う。もっと残酷であり圧迫されて息苦しい。きっとそういうものだ。この本には22人とプラス1人(聴き手・書き手の本著者鎌田さん)がなにかしらと闘った記録が短く端的にまとめられている。昭和の人々ばかりで平成生まれのぼくにはなかなか実感はわかない。とはいえ、その姿はやはりカッコいい。しかし、ぼくは思う。その行動が正しかったかと、もし尋ねられたならみんながみんな頷けるのか、と。2015/06/19

のうみそしる

2
初っ端から矢野伊吉の正義に圧倒された。昔は自民党にも「天皇の戦争責任はある」と言える本島等のような傑物がいた。さらにや新藤兼人、灰谷健次郎、埴谷雄高などなど、表現者としての奮闘ぶりに触れて自分もなにか成さねば、と考えさせられる。ひとりでも立ち上がるべし。2023/10/23

sutekibito

2
著者の鋭い視点で、権威に媚びずに孤高の道を貫き通した22人の反骨の人の生きざまを紹介。特に、矢野伊吉弁護士の話が印象的だった。2015/07/10

Atsuko

1
財田川事件、三里塚闘争、三井三池炭鉱事件…。私の生まれる前、または子供の頃の出来事とはいえ、今までよく知らずに暮らしていたことを恥ずかしく思いました。2023/06/30

Ikuto Nagura

1
この世界に生きる者が、生きやすい世界を創ろうとすることを「反骨」と呼ばねばならないというのは、何たる生きにくい世界か。鎌田氏が著す22名は、1910~30年生まれの戦前・戦中派であり、思想統制から敗戦を経てレッドパージ、高度成長の時代に、生きにくさを感ずる者らの解放を目指した人たちばかりだ。彼らの思想と行動は、ラジカルなかたちで全共闘世代に引き継がれ、現代では顧みられなくなってしまった。そして、この断絶は間違いなく現代の閉塞感につながっている。上野英信や松下竜一、青地晨、斎藤茂男の著作を読み漁ってみたい。2015/01/12

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