韓国化する日本、日本化する韓国

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韓国化する日本、日本化する韓国

  • 浅羽 祐樹【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2015/02発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062192729
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0095

出版社内容情報

同じ問題を抱えているのにそこに眼差しをむけない韓国は日本の、日本は韓国の映し姿。世界標準の外交思考で読み解く日韓関係の実相日本と韓国、いま同時に起こっていることをまとめましょう。都合の良いエビデンスだけを流用して、相手の国を十把ひとからげに攻撃する。あら探しをして、そのイメージで韓国の、あるいは日本の全体を決めつける。同じような問題を抱えているのに、自分のことは振り返らない。求めに応じるハードルをひたすら高く設定する一方、脅威的な存在として警戒する。国境ではなく属性の違いが、お互いの認識を分断していることに気づかない。これらは、すべてそのまま、もう一人の自分の姿ではないでしょうか。まさに「韓国化する日本、日本化する韓国」は「映し鏡」だといえます。(「終章 あまねく、通じること」より)

第1章 韓国人の特性を考える
「比較政治学」「国際関係論」ってどんな学問?/比べることの大切さ/「ダメな韓国論」にハマることの罠/富士山を羨ましがる韓国人/日本サッカーが短期間に伸びた理由/韓国人の人生を決める大学入試/セウォル号沈没事故について思うこと/歪(いびつ)なシステムのなかの人的怠慢が事故の遠因ほか
第2章 落としどころを見失った判決
「感情」で動く韓国の司法制度の特殊性/徴用工の損害賠償裁判が問いかけた韓国憲法という問題/韓国人にいまも残っている「不合意」の感情ほか
第3章 竹島問題に有用な視座
韓国大統領が竹島に上陸したインパクト/国連海洋法条約が対立のきっかけだった/間違った翻訳でイメージを誘導する/竹島問題を解いていく「星座」のつくり方ほか
第4章 韓国人の「位相」と日本がすべきこと
韓国に特有の「位相」という考え方/報道の自由と「位相」の相互関係/韓国の学術会議で起きたこと/多様性許容の範囲に差がある/慰安婦問題に表れた日韓の思想の溝/国際基準でみる日本の対処法のまずさ/慰安婦問題について、どう考えるべきかほか
第5章 韓国は北朝鮮との統一を果たせるか? 
失態が続く日本の国際的パフォーマンス/プレゼン戦略では韓国に大きく負けている/韓国はイノベーターにはなれない?/韓国の国民生活も年々厳しくなっている/南北統一後に起こりうる新たな国内格差/「統一韓国」に備えよほか
第6章 チップをはるところが違う日韓の「ゲーム」
アメリカとの同盟が日韓関係を左右する/韓国は「新型大国関係」を望んでいる/自律的外交の余地が狭まってきた/日韓の対立でどこの国が得をしているのか?/日本は本来柔軟に対応できる国である/アメリカにチップをはる日本と「股裂き」状態の韓国ほか
終章 あまねく、通じること
日韓双方が利用している情報ソースの違い/日韓ともに根本的な認識の次元で齟齬が生じている/「反日」は「千年恨」ではなく「変数」/韓国の「用日論」に呼応していく必要性/日韓の連携でお互いに得する面は多い/「あまねく」「つうじる」──不通から「普通」へ/日本と韓国は似た者同士のプレイヤー/お互いに相手の等身大の姿を知らない/2点間の関係の外に点を加えて思考の線を増やすほか


浅羽 祐樹[アサバ ユウキ]
著・文・その他

目次

第1章 韓国人の特性を考える(「比較政治学」「国際関係論」ってどんな学問?;比べることの大切さ ほか)落としどころを見失った判決(「感情」で動く韓国の司法制度の特殊性;徴用工の損賠賠償裁判が問いかけた韓国憲法という問題 ほか)
第3章 竹島問題に有用な視座(韓国大統領が竹島に上陸したインパクト;国連海洋法条約が対立のきっかけ ほか)
第4章 韓国人の「位相」と、日本がすべきこと(韓国に特有の「位相」という考え方;報道の自由と「位相」の相互関係 ほか)
第5章 韓国は北朝鮮との統一を果たせるか?(失態が続く日本の国際的パフォーマンス;プレゼン戦略では韓国に大きく負けている ほか)
第6章 チップをはるところが違う日韓の「ゲーム」(アメリカとの同盟が日韓関係を左右する;韓国は「新型大国関係」を望んでいる ほか)
終章 あまねく、通じること(日韓双方が利用している情報ソースの違い;日韓ともに根本的な認識の次元で齟齬が生じている ほか)

著者等紹介

浅羽祐樹[アサバユウキ]
新潟県立大学政策研究センター准教授。北韓大学院大学校(韓国)招聘教授。早稲田大学韓国学研究所招聘研究員。専門は、比較政治学・国際関係論。1976年、大阪府生まれ。立命館大学国際関係学部卒業。ソウル大学校社会科学大学政治学科博士課程修了。Ph.D(政治学)。九州大学韓国研究センター講師(研究機関研究員)、山口県立大学国際文化学部准教授などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ntahima

26
たとえ自虐ネタだとしても腹を擦りながら「俺も○○化してきたな」と勝手に名前を使われれば良い気はしない。但、大事なのは中身。著者本も三冊目なので目鱗的な情報は少なかった。『韓国論の通説・俗説』の内容に最近の事象を交えて加筆したって感じ。国際政治に関する本なので功利面からの分析が多く爽快な読後感とは言い難いし、意見の合わない箇所もあるが、だからこそ読む価値があるのではなかろうか。信者でもない限り自分の意見と完全に一致する本を買うのは時間と金の無駄。専門家ならではの情報も多く思考整理の叩き台としては非常に有用。2015/04/27

majiro

12
韓国のことに限らないけど、やっぱり、ちゃんとした知識と経験と意志がある人の書いた本は面白いな。鎖は一番弱い輪で切れる、かー。覚えておこう!2015/11/21

りょう

10
好き嫌いではなく、国同士のお付きあいはあくまでドライにビジネスライクで。絶えず移り変わる世の中の考え方=ゲームのルールに敏感に。disりあうのはさっさと卒業して互いの利益を追求していきましょう。2015/05/27

ダンボー1号

9
右左偏らない日韓論を読みたかったのでこれは自分にとって良かったです。世界という舞台の中でちっぽけな日韓の間で好き嫌いとか言うてる場合じゃない。得するのはどこの国?冷静に考えましょうと訴える。謙韓のちっちゃな世界観を諭し両国の損得から踏みだした思考を進めている。読む前はデフレ化した韓国、通過安の日本といった経済状況の日韓関係かと思ったら違った。今まで読んだ韓国関係の本で最も説得力あると思えたがネトウヨの人はどう受け取る?サヨクの人も?気になる。2015/08/20

takao

3
ふむ2023/11/25

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