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大学生からの「取材学」―他人とつながるコミュニケーション力の育て方

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062725781
  • NDC分類 070
  • Cコード C0095

内容説明

子どもも大人も使える「人と関わるスキル」。有名大学の人気講座をまるごと公開。宮台真司(社会学者)、森達也(ドキュメンタリー作家)、名越康文(精神科医)氏らの「特別授業」も収録。

目次

人に会って話を聴く
「取材」とはなにか?
社会の肌触りを体感する
自分の身のまわりを掘り下げてみよう
自分の「入れ替え可能性」について
相手の怒りから逃げてはいけない
「あたりまえ」のことをする
パターン認識で相手との共通項をさがす
「出会う」プロセスも大切
「場」と「空白」を味方にする
相手の「見た目」は情報のかたまりだ
「反逆する風景」を無視してはいけない
共同体や文化背景からくる「言葉」を読む
マイ目利きをつくる
必ず「生身」に触れること

著者等紹介

藤井誠二[フジイセイジ]
1965年、愛知県に生まれる。ノンフィクションライター。テレビやラジオでもコメンテーターやパーソナリティを務め、大学で「ノンフィクション論」や「取材学」など実学的な講義も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しみそー

5
これがジャーナリズムか。凄い…■「風景が反逆してくる。一体何に反逆しているのだろうか。それは解釈されることに、ではないだろうか。(一部改」ここがすごく共感できる。意味や頭の中のモデルに反逆する景色がこの世にはある。それを捨ててはいけない。分析対象をすぐに抽象化してはならない。そこにある個別の感情や息遣いまでも拾い集めた先にだって、解釈や抽象化は無理かもしれないのだから。そんなことを思った。■邪な好奇心で、相手の止めどもなく流れる言葉をすべて聞き取ろうとする。その精神はコミュニケーションの本質な気がした2019/06/12

ケケ内

4
「入れ替え可能性」。画一的になりがちなメディアの中で、素材をどう生かすか。他者から承認してもらうためには自分にしかできないことは何かを切り開く努力が必要、という箇所が心に残った。インタビューの数分間だけを心地よいものにするのではなく、如何にして核をつかみとるかを長い時間をかけて構築していく様が自身の経験を通して書かれており、ページを捲る手が止まらなかった。2014/02/09

しゅんぺい(笑)

2
ああ、読んでからすぐに記録つけてへんかったから、全然覚えてない。ただ、さすが藤井さんだと思ったような記憶はあるから、深いことが書かれていたように思う。まぁ、これはいつかまた読む本でしょう。2015/03/19

lo_resort

1
取材相手から反感を買ってしまった「失敗例」が特に興味深い。相手への礼節を欠かさずに、かつ相手の真意を引き出すという技巧の習得には、試行錯誤を重ねるしかないようです。2016/01/30

Hiroshi Horikami

1
普遍的な対話を学べる良書かと。年齢問わず一度は読んでみても。2012/09/12

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