講談社+α新書<br> しばられてみる生き方―軍隊式・超ストレスコントロール術

電子版価格
¥770
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

講談社+α新書
しばられてみる生き方―軍隊式・超ストレスコントロール術

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 206p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062726139
  • NDC分類 493.49
  • Cコード C0295

内容説明

階級制、規律、バディシステムetc.軍隊は「ラクになれる」術の宝庫だ―現代という戦場を生き延びる人々に、軍隊組織が培ってきたストレス対処法のコツを伝授。

目次

第1章 過度な自由が人を不安にする(自由がストレスを生む!?;不快感情の苦 ほか)
第2章 責任感につぶされる人々(責任感は小さいほうがいい!?;責任感のデメリット ほか)
第3章 目標は高くなくていい(理想は中くらいがいい!?;隊員は訓練することが好き ほか)
第4章 話す軍人(勇者の新しい形;忘れる対処の利点、不利点 ほか)
第5章 個人のストレスコントロール技術を育てる(それはストレス?それともストレス解消法;ストレス解消法を育てる)

著者等紹介

下園壮太[シモゾノソウタ]
1959年、鹿児島県に生まれる。陸上自衛隊心理カウンセラー。1982年防衛大学卒業後、陸上自衛隊入隊。自衛隊初の「心理幹部」として多くのカウンセリングを手がける。陸上自衛隊衛生学校にて、メンタルヘルス教官として衛生科隊員(医師・看護師など)にメンタルヘルス、カウンセリングなどの教育にあたっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

40
自衛隊でメンタルヘルスを担当している著者の本。特殊な状況に置かれる軍隊・自衛隊での隊員のストレスにどのように対応しているのか、一般人との違いや応用などを語る。束縛すること、命令をただ実行することで無駄な神経を使わせなずに、任務を遂行させるのだという。リーダーシップの反対のフォロワーシップ(命令を受ける側の心構え)など、なかなか良いこと書かれていて、一般人にも応用できる。まあ、あとは実践だが……2016/06/02

りえぞう

7
下園さんの本は、なぜか腑に落ちる点が多い。鬱に陥るプロセスなど、現代社会と実地体験を照らし合わせて書かれているせいかもしれない。でも「軍隊式・超ストレスコントロール術」ってほどの「術」は書いてなかったのが残念かなー。今更自衛隊に入るわけにはいかないし。2011/01/16

珈琲好き

5
過度な自由は人間を不幸にする。工夫された不自由は人間を幸福にする。2016/09/10

suzuki

4
本書は、自由すぎることはストレスになるので、ある程度社会の型にはまってみよう、と説く。 たしかに、勉強とかトレーニングで、自己流で手法にも責任を負うよりも、既存フレームワークを活用し、自分に合った、合わなかった、と考えた方が気が楽である。 ストレスを与えない指示方法など、参考になった。2022/09/18

hinotake0117

2
自衛隊にてメンタルのフォローを担当されてきた氏によるそんな集団生活が逆説的にメンタルの安定を生むという論。 選択肢の多すぎは逆にストレス。 物事にシンプルにあたるきっかけともなる1冊では。2022/12/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/383646
  • ご注意事項