出版社内容情報
北方領土、対馬、竹島、尖閣……境界だからこそ晒される脅威と苦難。だが、そこにもしっかりと根を下ろし生活する人々の姿があった。
最前線だからこそ晒される脅威と苦難。だが、そこにも根を下す人々がいた――。北は択捉島から南は沖ノ鳥島まで、東は南鳥島から西は与那国まで、世界で六番目に広い「海」を持つ日本。その国境はすべて海の上にある。紛争の最前線たる北方領土、対馬、竹島、尖閣諸島をはじめ、九十九に上る国境離島のことごとくに足を運び、自らの目で確かめた著者が、そこで暮す??人?を通じて問い直す「この国のかたち」。
内容説明
境界だからこそ晒される脅威と苦難。だが、そこにも根を下す人々がいた。北は択捉島から南は沖ノ鳥島まで、東は南鳥島から西は与那国まで、世界で六番目に広い「海」を持つ日本。その国境はすべて海の上にある。紛争の最前線、北方領土、対馬、竹島、尖閣諸島をはじめ、九十九に上る国境離島のことごとくに足を運び、自らの目で確かめた著者が、そこで暮す“人”を通じて問い直す「この国のかたち」―。
目次
第1章 「紛争の現場」最前線―今、そこで何が起きているのか(狙われた美しき国境の島―尖閣諸島、「海洋保護区」への提言;韓国色に染まる青い海と緑の山―対馬「仏像盗難事件」の理由 ほか)
第2章 離島で生きる知恵―“周縁”だからこその独自な活力(世界遺産のボニンアイランズ―小笠原から日本の海を守る;最西端、絶海の孤島―与那国島を台湾との交流拠点に ほか)
第3章 忘れ去られし島々―“国のかたち”さえ変える過疎化の波(海上安全保障上最大の問題とは―海の要衝・奄美の末期的過疎;徐福も流れ着いたという中国の対岸―不便さが生んだ甑島の名酒 ほか)
第4章 国境の未来像―“外”に向かう新たな模索(海峡内に横たわる公海の存在―津軽海峡にある国境線;広大な海を持つ最南端の孤島―沖ノ鳥島の海洋権益を守れ ほか)
著者等紹介
山田吉彦[ヤマダヨシヒコ]
1962年千葉県生まれ。学習院大学卒業。東海大学海洋学部教授。海上保安体制、現代海賊問題などに詳しい(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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