• ポイントキャンペーン

新潮新書
テレビの秘密

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 218p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784106106163
  • NDC分類 699.6
  • Cコード C0276

出版社内容情報

テレビの秘密人はなぜマツコ・デラックスを見てしまうのか? 経営学の視点から、視聴率競争の裏側を徹底分析!

人はなぜマツコ・デラックスを見てしまうのか? テレビ東京に学ぶ弱者の戦略とは? 池上彰さんはなぜ“最強”なのか? 国内外のテレビ事情を知り尽くした著者が、経営学の視点からヒットのセオリーを徹底分析!

内容説明

人はなぜマツコ・デラックスを見てしまうのか。テレビ東京に学ぶべき弱者の戦略とは何か。「半沢直樹」後継番組はなぜ「半沢化」に失敗したのか。池上彰さんはなぜ“最強”なのか―。国内外のテレビ事情を知り尽くした著者が、経営学の知見を踏まえて裏の裏まで徹底解説。過酷な視聴率競争の勝者と敗者を分析することで、ヒットのセオリーが見えてくる。「今さらテレビなんて」という人にこそ読んで欲しい一冊。

目次

1 ヒットの鍵は設定が握る(惜しい!「半沢直樹」後継番組がズレている;「花子とアン」ヒットの裏に“アナ雪の法則” ほか)
2 キャスティングはバランス重視(“NHK顔”の勝利「あさイチ」独走のワケ;W杯の高視聴率は、アイドルのおかげ? ほか)
3 マスか、ニッチか、どちらかに決める(「マツコ&有吉」人気の裏に“二重構造”;ヒトはなぜマツコ・デラックスを見てしまうのか ほか)
4 編成とは戦略のことである(新・お昼の顔「徹子の部屋」成功のナゼ;困ったときは警察へ犯罪ドラマ乱立の真相 ほか)
5 イノベーションは辺境から学べ(ノープラン?テレ東“ガチ番組”が起こす奇跡;ハーバード流は「アメトーーク!」で学べ ほか)

著者等紹介

佐藤智恵[サトウチエ]
1970(昭和45)年、兵庫県生まれ。東京大学教養学部、米コロンビア大学経営大学院卒(MBA)。NHK、ボストンコンサルティンググループ、外資系テレビ局を経て独立。コメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

としP

19
そんなに秘密ってほどではないが、テレビ業界の裏側を少し覗いた感じ。2017/07/23

おさむ

19
最近のテレビ番組のヒットの法則がよ~くわかりました。ドラマは設定とキャスティング。マスかニッチか視聴者層のしぼりこみ等が大事なんですね。あらゆるビジネスにも通じそうです。現在の最強コンテンツであるマツコと池上さんの強さの分析もお見事。2015/04/26

calaf

16
基本的にはテレビは見ない人(というか持っていない)なので、ほとんど知らない番組ばかりの話だったのですが、特に日本ではいろいろと相当考え込まれて製作されている面と、素人目線でも全くどうして?と思える部分とが混在している感じ。まぁ、そこにはいろいろ歴史的経緯や理由がある場合もあるみたいですが。テレビ界以外でも同じ感じかなぁ...2015/06/18

たくのみ

12
「花子とアン」の構造は「アナ雪」と同じ。前半好き後半好きが男女で別れる、マツコと有吉の「怒り新党」。「世界」がつく番組は「ずっと日本にいてよかった」と安心させるためのしかけがある。制作・企画の立場にいた人から見たテレビ論。「そうそう!」と同意したくなる切り口は、まるで井戸端会議みたいで楽しい。テレビあんまり見てないのに、取り上げてる番組はほとんど見てました。あの感動も、制作側の思惑通りだったなんて、ちょっと悔しい。2015/08/18

焼きそばん

11
このような視点でテレビ見ると、もっと楽しく見れます的nな本です。自分も好きな番組について、その意図を作る側の人が示してくれます。マツコ・デラックスをなぜ見てしまうのか、テレビ東京に見る弱者の戦略などひとにはなしたくなる内容です。今は時の人となっている池上さんが繰り出す、総選挙ライブの解説だけでも読む価値あるの一冊です。2017/02/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9706643
  • ご注意事項