羊と鋼の森

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羊と鋼の森

  • 宮下 奈都【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 文藝春秋(2015/09発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 243p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163902944
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。
キノベス!2016 第1位『羊と鋼の森』宮下奈都さん受賞スピーチ

内容説明

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。

著者等紹介

宮下奈都[ミヤシタナツ]
1967年福井県生まれ。上智大学文学部哲学科卒。2004年、「静かな雨」が文學界新人賞佳作に入選、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

2404
図書館の予約に大幅に出遅れてようやく読めました!宮下奈都、初読です。冒頭からショパンのピアノの旋律が聞こえて来そうな素敵な小説です。変わったタイトルだと思っていたら「羊と鋼の森」はピアノのメタファーでした。調律師としての成長譚とプロフェッショナル仕事の流儀が、相俟って軽やかなハーモニーを奏でています。こうやって自らの天職を見つけられる人は、幸せなんでしょうネ。本屋大賞に相応しい芳醇な一冊でした。2016/06/03

2384
自分がピアノを習っていたときのことを思い出しながら読みました。当時の先生の家にあったピアノも、定期的に調律していたのかなと思うともっと真剣に頑張れば良かったと思います。また自分の仕事は全く別のジャンルだけれど外村くんのがんばる一途な姿に背中を押された気がします。2016/07/07

風眠

2156
「美しい音」そう表現するとき、その「美しい」には、どんな主観、感性、感覚が入っているのだろう。水がサラサラと流れるように、森の木の実がほとほとと落ちるように、星がキリリと瞬くように、冷蔵庫がブーンと鳴りだすように、音は、この世界にあふれている。ピアノの調律を初めて見た少年が、調律師となり、羊と鋼の森へと分け入っていく。美しい音を探して努力する調律師の真摯な姿勢が、品よく静謐な筆致で描かれている。打ち込めるものがあること、一生懸命になること、そういうものを与えられるということは、とても幸せなのだと思った。2015/12/18

zero1

2080
見えないものを見、聴けない音を聴く。それが芸術か。無音の世界かと思われた小説。その中にあって文章で音を表現する困難さを克服した秀作。生命を吹き込まれた文章が生きており、素晴らしい。高校時代、ピアノ調律の世界に魅せられた外村。専門学校を経て楽器店に就職。イメージを具現化することに悩み、必死に学びつつ成長する姿を描く。演奏者と調律の関係。挑戦する意味。北の大地の寒さでさえ、私には伝わっていた。欠点は、外村がサラサラしているところ。直木賞とのW受賞はならなかったが16年本屋大賞は妥当。読む価値あり!2019/06/23

しんごろ

2065
若きピアノの調律師さんの成長物語!鮮明に景色が浮かび、調律する姿も浮かびながら、静かにただ静かに物語が進み、ラストは静かにひきこまれて、気づいたらほっこりして読み終えてました。とにかく、この物語は『静か』という言葉がはまりますね。外村君の頑張ってる姿に、『初心忘るべからず』の気持ちで仕事を頑張りたいと思いました。2016/07/31

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