文春新書<br> 選ぶ力

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文春新書
選ぶ力

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  • サイズ 新書判/ページ数 229p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166608867
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日々の営みは「選択」の繰り返しである。悔いなき人生をおくるための秘訣とは何か? 選ぶ覚悟を解き明かす「五木哲学」の集大成!

内容説明

情報が氾濫する現代において、日常の一コマから、将来を左右する大きな決断まで、選択なしに世は渡れない。明日が見えない不安の時代だからこそ、悔いなき日々を過ごすには?東洋思想に通暁したベストセラー作家による珠玉の実践的ヒント。

目次

1 いまを選ぶ力(あなたは何を「選ぶ」のか;さて、どう選ぶのか ほか)
2 健康を選ぶ(健康情報をどう選ぶか;ガンとどう向きあうか ほか)
3 運命を選ぶ(自分の運命は選べるか;運命には逆えらないのか ほか)
4 深夜のモノローグ(将来が見えない時代に;共同幻想としての健康 ほか)
5 終りを選ぶ(眠れない夜の過ごし方;人生の幕をどう引くか)

著者等紹介

五木寛之[イツキヒロユキ]
1932年福岡県生まれ。生後間もなく朝鮮に渡り、47年引き揚げ。52年、早稲田大学露文科入学。57年中退。編集者、ルポライターなどを経て、66年「さらばモスクワ愚連隊」で小説現代新人賞、67年「蒼ざけた馬を見よ」で直木賞、76年「青春の門 筑豊篇」で吉川英治文学賞、2002年に菊池寛賞をそれぞれ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

56
どう生きるか、どう歳を重ねるか。そういった選択を行うのも、すべて自分。自分をいかに大切にするか、人間としての能力をいかに維持していくか。自分を大切にしながら、ひとにも寛容な人間でありたい。2015/12/23

kinkin

45
選ぶ力、人は生きていく上でいつも何かを選んでいるということ。選ぶことが実は選ばれているということなのかもしれないと感じた。どちらも運命に支配されている部分があると思う。たった数秒の差で命を落とす人、助かる人、選んだと思っていてもそれは選ばれているのではないか。あとがきに書かれている「選ぶことも、選ばれることも、思うままにはならない世の中」そうかもしれない。世の中が広くなったようで実は選択肢は狭くなってきている時代なんだな。2014/05/12

団塊シニア

40
人生とは「選ぶ」ことの連続で、日常生活においてもその都度選択という行為の連続である。学校、職業、結婚という人生の大きな選択だけでなく毎日のくらしのなかでの選択により運、不運が左右される場合がある。共感できる内容です。2013/01/26

ヒデミン@もも

27
人はその瞬間瞬間、何かを選択しながら生きている。でも人生は選べない。五木寛之さんは80歳を迎えた。ピンピンコロリは避けたくて百歳まで長生きしても寝たきりは嫌だからガンで亡くなるのが良い。同感。2015/10/31

kent1box

27
「人は生まれてくるときに、自分の選択の自由がない。ならば、自分の一生の幕を引くときぐらいは、自分の意思を反映したい。」と述べている。なるほど、考えることが多い。例えば、「どの国に、どんな時代に、どんな肌をして、どんな容姿で、どんな家庭に生まれてくるのか、何一つ自分で選択できない。」から、この世に生まれると同時に、全ての局面で自らの選択が重要になる。そして究極の拠り所は、学歴、資格、預金、語学、人脈ではなく、健康がテーマとなる。運命とは、現在を挟む過去と未来の決定的な時間のあり方であり、健康がその礎だから。2013/03/27

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