徳間文庫カレッジ<br> 子どもを被害者にも加害者にもしない

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徳間文庫カレッジ
子どもを被害者にも加害者にもしない

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  • サイズ 文庫判/ページ数 222p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784199070150
  • NDC分類 368.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「命は大事である」というメッセージが子どもに伝わっていない現在、大人は数々の悲劇的な少年犯罪事件から何を学ぶべきなのか?

いじめという暴力、つまり犯罪を容易に肯定する子たちの意識は今「どうなって」いるのか? 平気で隠蔽しようとする学校、教育委員会、自治体。見向きもしない警察。クラスメートも次のいじめのターゲットになることへの恐怖で、簡単に口を開こうとはしない。被害者、加害者問わず、子どもが犯罪に巻き込まれないために、保護者や地域の人々が何をしたらいいのかを問う。

【著者紹介】
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター。愛知淑徳大学非常勤講師。高校在学中からさまざまな社会運動に関わりながら、日本の「現場」を伝え続けている。テレビ・ラジオ・インターネット放送のコメンテーターや司会としても活動。著書に『少年に奪われた人生』(朝日新聞社)、『殺された側の論理』『アフター・ザ・クライム』『大学生からの「取材学」』『「壁」を越えていく力』(以上、講談社)、『人を殺してみたかった』(双葉文庫)、『コリアンサッカーブルース』(アートン)、『光市母子殺害事件』(本村洋・宮崎哲哉両氏との共著、イースト・プレス)、『死刑のある国ニッポン』(森達也氏との共著、金曜日)、『この世からきれいに消えたい』(宮台真司氏との共著、朝日文庫)ほか多数。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

じょるじ

1
起きてしまった現実は被害者にとっても加害者にとっても周囲の人達にとっても決して無かった事にはならないし、忘れる事も出来ない。また、そうであってはならない。その現実を直視しなければならない。そして、一生その現実と自分なりに折り合いをつけていかなければいけないのではないだろうか、何故ならば、それまでの日常は二度と戻ってこないのだから。加害者の更正についても、現実を直視する事が絶対必要不可欠のはずだ。ましてや、主語の無い理想論なんか許されるべきでない。2014/11/17

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