出版社内容情報
《内容》 一筋縄ではいかない家族の前で,われわれ援助者は何を頼りに仕事をすればいいのか。罪悪感や無力感にとらわれないためには,どんな「覚悟とテクニック」が必要なのか――空疎な建前論や偽善めいた原則論の一切を排し,「ああ,そうだったのか」と腑に落ちる発想に満ちた話題の書。
《目次》
I 「家」という異界-援助者が家庭に足を踏み入れるとき
II 家族という不思議な存在-援助者が家族と向き合うとき
III 精神病を理解する◆実用篇-援助者が味わう不安と疑問について
IV 意外な成り行き、望外の展開-援助者にとっての「幸運」とはなにか
解答篇